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JBI Inc.

貿易立国はどうなる?

2014年01月30日

皆様、おはようございます。
今朝の東京は少し寒さも和らぎました。日中は14度まで気温が上昇するとの予報です。そんなことで、今朝はオーバーコートから薄手のコートに替えて出勤してきました。 ですが、来週以降、再び寒波がやってくると昨日気象会社の方から聞きました。 このまま春になってしまうほうがおかしいので、寒くなって当然です。 気を緩めないようにしたいものです。
さて、トヨタが6年ぶりに最高益になるそうです。 円安効果もあって連結営業利益は2兆3000億円超だそうです。 また、トヨタグループで2013年は世界自動車生産台数が1000万台を突破したそうです。 
ですが、国内生産台数は減少したとのことです。 販売する地で生産する、これは地産地消で当然のことといえばそれまでで、売上が海外なら海外で生産するのは自然な流れでしょう。 
一方で、日本国内で生産するメリットも薄れていることもあります。 円高は収束しましたが、生産コストの一部である電気料金の上昇です。 電力供給が不安定な上に電気代が高いとなれば、製造地としての日本を避けるのも当然の流れです。
自然な流れ、当然な流れ、で日本の貿易立国の地位は揺らいで来ているのです。昨年は11兆円を超えた貿易赤字、この流れは早々簡単に止まりそうにありません。 新興国の通貨が売られて、安全資産の日本円が買われる局面にいまはありますが、それはあくまでも投資・投機家の行動であって、実需の世界は完全に円→ドルへの資金の流れにあります。
今後も続く円安に浮かれている時代は今だけかもしれません。 仮にドル円が200円なんてことになったら、もう海外旅行など行っているわけには行きません。 そしてガソリンもレギュラーが250円くらいにはなるでしょう。 そうすると車に乗る人は少なくなり、日本の自動車販売にはかげりがでること必至です。もちろん、電気自動車もダメです。当然のことながら電気代も上がります。
私が良く使うことばで、過ぎたるは猶及ばざるが如し、があります。 為替の水準はおそらく今程度がちょうど居心地が良い水準だと思います。 ですが、マーケットは必ずオーバーシュートしてきます。 それは、円高ではなくて超円安だと思います。 そして、物価もインフレターゲットなんて言っているのではんくて、何でもかんでも上がる時代が来るかもしれません。この先の日本経済、楽観したいところですが、悲観の眼も少なからずありそうです。
今日はほとんど外出はなく来客のみなので少し時間に余裕があります。 今週頂いたメールに返信できていないものもありますので、デスクでパソコンに集中したいと思います。
Let’s  MOOOOOVE!!!!!!!!!!

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