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JBI Inc.

Fair Shareで考える

2014年02月28日

皆様、おはようございます。 

今朝の東京はコート要らずの気温です。日中は17度までくらい気温が上昇し、4月中旬の気候になるそうです。 2月末日だというのにもう春ですね。 待ち望んだ春が来ると、なんとなく大雪の冬が恋しくなるものです。 我ながら我侭ですね。

さて、日経新聞朝刊に日本の管理職年収「割安」の記事があります。課長クラスの年収を1とすると、日本は新入社員が0.5、本部長クラスで1.5です。それが、中国だと、新入社員は0.1、本部長クラスだと2.5です。 実額に直して考えると、課長が800万円とすると、日本は新入社員400万円、本部長1200万円、中国は新入社員160万円、本部長2000万円ということになります。 ましてや物価の差を考えると、中国の本部長クラスは、日本の大手企業の社長並みということになりそうです。…

日本の管理職の報酬が割安ということは何を意味しているのか? これは能力や実力(アウトプット)の差が報酬に反映されにくい社会であるということではないでしょうか。  

先日の人生の大先輩との食事会で「fair share」という言葉を教えて頂きました。fair share=公正な取り分、という意味です。 日本人にはこの fair shareという概念がビジネスマンにはないとその先輩はお話されていました。裏を返せば、自らをあまり主張しないのが日本人だということだと思います。 これが、デフレの背景だったのではないかと前日銀総裁がお話されていました。

金融危機や不景気になっても、人を切らない(解雇しない)、日本的経営が賃金上昇を硬直化させている。 悪いときに下げないから、良くなってもあまり上げない。 上が我慢しないと下が着いてこないから、上が上がらない。 この繰り返しの結果が、日本の管理職の報酬は割安、そしてデフレ、となるのだと思います。

そして、同じ企業においても、日本人の報酬は安く、海外の現地法人の社員は高い、というおかしな構図にもなりかねません。 ここは我々日本人もfaire shareの考え方を強く持つときかもしれません。 さもなければ、デフレ→インフレも克服できないかもしれないと思います。

では、月末日、週末日の今日も1日精一杯Let’s MOOOOOVE !!!!!!!!!!!!!!!!

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