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JBI Inc.

製造業vs金融業

2014年03月17日

皆様、おはようございます。

また、新しい週が始まりました。 春らしい朝を迎え、東京の日中に気温は15度まで上昇するようです。 朝はコートを着て出勤しましたが、日中の外出は必要なさそうです。

さて、本日の日経1面で「製造業、大卒、採用2割増」の記事がある。 就職難の時代からの脱出したようだが、これもアベノミクスの効果だろうか。それとも、団塊の世代の大量定年退職の穴埋めなのだろうか。 いずれにしろ、製造の現場に活気が戻ってきたことは日本を象徴するモノ作りの復活を意味するということだろう。

そんなモノ作り日本回帰の横目に見ながら、日本(というよりも東京だろう)に金融・投資企業を誘致しようという動きがある。 それの目玉が、所得税の上限を2億円にするという施策だ。

億単位の高額報酬を得る金融・投資企業の幹部は日本の所得税の高さを敬遠。事業拠点を所得税の最高税率が日本の半分程度であるシンガポールや香港に設置する例が多いと政府・自民党は分析しているらしい

この税制の対象となるのは、年収で4-5億円以上の所得のある人でその数はごくごくわずかで、広範な「金持ち優遇」にはならないと判断しているらしい。

ごくごくわずかな人のためにこのような税制を作ったとしても、果たして、シンガポールや香港から日本に移る人が増えるだろうか? 逆に日本から香港やシンガポールに移っている日本人の引止めになるのだろうか?所得税だけではなく、相続税、贈与税なども含めて議論しないと海外移住は少なくならないだろう。 入っている人を増やす努力も必要だが、出て行く人を引き止めることを先に考えるべきであはないか。 

それと金融・投資の事業は製造業に比べると雇用をほとんど生まない産業と言える。 お金でお金を生み出すことを生業としているごくごくわずかの人にさほど便宜を図る必要はないと考えるのは私一人だろうか?

今週は4営業日しかない。ちょっと短いので気合を入れて行(生)きたいと思います。
Let’s MOOOOOVE!!!!!!!!!!!!

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