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JBI Inc.

日本的危機管理

2015年01月09日

皆さま、おはようございます。

 

今朝の東京は快晴です。自宅からも富士山が見えるほど空気は澄みきっているようです。 でも、それだけ気温も低く冬らしい朝となりました。

 

さて、ファーストフードの代名詞である、マクドナルドが異物混入問題で揺れています。え、そんなことってあるの?と思うようなことが次から次へと起こっています。

正直、飲食店ではときどきいろんなモノが出された料理に入っていることがあります。 お店の方に、こんなもの入っていたよ!というと丁重にお詫びされて、すぐに取り替えます、で済んでいるケースがほとんどではないでしょうか。

 

マクドナルドの場合は、ハンバーガーではNo,1故に執拗にメディアで取り上げられているのだと思います。 一種の有名税のようなものかもしれません。でも、このようなことが報道された場合の対応の悪さが余計に同社の評判を落としているような気がしないでもありません。

グローバルカンパニーなので、危機管理マニュアルはあるはずですが、それが日本に対応したものかどうか? 社長が謝罪会見に出てこない時点ですでに日本では事態を軽く見ているととられます。

日本人の藤田氏が日本で立ち上げた日本マクドナルドが米国本社に大政奉還されて、原田氏が社長になり、米国流が日本法人にも浸透したことで業績も回復したのだろうが、一方では何かを置き忘れていたのではないだろうか。

 

Japan is differentと言われようとも、日本人には日本人の価値観があって、それは長い歴史の中で培われてきた文化に裏づけされているものがあるはずだ。 日本マクドナルドが回復するかどうかは、価格やテイスト、店の雰囲気だけではなくて、もう一度、日本人には何が大切かを米国本社も含めて考え直すことではないだろか。

 

私は個人的にマクドナルドのナゲットは大好きなので、食べ続けたいと思う。 現場の店員の皆さんのあの笑顔、対応は決して悪くない。 一日も早く信頼を回復してもらいたいものである。 最後に株価は先見性があるといわれているだけに、株価の底入れが、同社の姿勢の変換点となるかもしれない。

 

では、本日もお客様により信頼を得られるようにLet’s MOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!

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