LET'S IPO

JBI Inc.

外国人観光客特需

2015年01月22日

皆さま、おはようございます。

 

今朝の東京はどんよりした曇り空です。 天気予報では降水確率が70%だったので、当然雨が降っていると思っていただけに、傘がいらないのは朝からラッキーと思ってしまいました。 今日は1日良いことありそうです。

 

さて、ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの株価上昇が止まらない。 日経新聞によると外国人投資家が買っているとか。 内需株が円安で外国人訪日数が増えて需要が上がり今後の売上増が期待できるとの見方があるようだ。

 

ドル円が80円だった2年前の外国人訪日人数は約600万人、それが昨年は1300万人くらいまで増えてきた。 中でも、中国からの訪日人数は200万人を大きく上回っている。最近では訪日中国人の買い物の仕方で「爆買い」という言葉がでてきた。

中国人観光客の場合、1人あたり購入単価で最も高いのが、「カメラ・ビデオカメラ・時計」の約8.1万円。次に「電気製品」が約5.2万円、「服・かばん・靴」が4.9万円となっている。これだけで約18万円。加えて、宿泊、飲食まで入れると30万円近く日本で消費していることになる。

中国人観光客だけで200万人*30万人=6000億円である。 欧米からの観光客は爆買いはしないにしても、年間で1300万人訪日すれば、約2兆円の消費が生まれるとの試算がある。

政府は年間で3000万人の外国人観光客を目標にしている。 実現すれば年間で約5兆円の消費となる。 内需が弱い中にあって、円安の効果が思わぬところで出てくることになる。

 

日本人にとっては円安は物価上昇に繋がるが、外貨を持っている外国人からすれば、日本は激安の国となりつつあるということだ。日本の魅力は数年前の韓国のようになりつつある。

通貨安の悪い面は生活で全国民が体験することになるが、良い面は一部の国民にしか実感できないことになる。 中でも東京は2020年のオリンピックに向けて幸いな事に円安の効果を副次的に享受できる都市になりそうだ。

 

最後に投資家的視点からみると、オリエンタルランド以外の円安→外国人消費へつながる隠れた銘柄を発掘したいものである。

 

 

では、本日も昨日同様の超多忙なアポ件数をなんとかこなして実りある1日にしていきたい。

Let’s MOOOOOOOOOOVE !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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