そして、今朝の日経新聞で、日本のホテル、いまや割安、の特集が組まれています。

四つ星ホテルで比較すると、
東京：196.43ドル
NY：363.74ドル
ロンドン：315.57ドル
パリ：327.60ドル
シンガポール：203.41ドル
となっている。

ドル円はアベノミクス前の80円がいまや120円。　ドルをもってきて、日本で買い物をすると2年5ヶ月前比較で1.5倍のものが買える計算だ。

逆に日本円をもってNYに行くと、まったく逆のことが起こるわけだ。

そう言えば、大阪の駅に隣接するホテルの値段がいつの間にか上がっていた。2年前と同じ値段だと、狭くて、窓の外が建物に内側しか見えない部屋になったことが驚きだった。

外国人の観光客にとっては、日本は買い応えのある国になってしまったようだ。それに便乗してインバウンド消費が見込める業界は強気の価格戦略に出ているのではないだろうか。

日本の消費者物価上昇率は2014年で2.7％でしかないが、外国人向けのサービスを提供しているホテル業界では20％程度は値上げしているのではないだろうか。

日本の景気が持ち直しているとは言え、外国旅行は円安で手が出ない、国内も訪日客が増えてホテル、旅館は値上げしているとするならば、日本人は国内外ともに旅行にいくことすら厳しくなってきたといえるではないだろうか。

円安でインバウンド消費が増えることはいいことだが、行き場のない我々日本人は余暇を使う何か別の趣味嗜好を考えださないといけない時代にはいってきたのかもしれません。

ゴールデンウィークも近くなってきましたが、5月冒頭の5連休の過ごし方をいまから考えておいたほうがよさそうです。

では、今週もちょっと気温は低くなって寒くなりますが、気合を入れて、Let’s MOOOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!