LET'S IPO

JBI Inc.

為替に変調が

2015年04月09日

皆さま、おはようございます。

 

今週はぐずついた天候が続いていたのですが、やっと朝から陽射しを浴びることができました。 でも、この天気も本日限りとか・・・・桜の季節なのに残念なことになっています。 それにしても、この時期に雪が降るとは日本に限らず地球はおかしくなってきていますね。

 

さて、日経平均株価は2万円に近づいてきました。 この原動力は何と言っても、アベノミクスといいたいところですが、日銀の金融政策のお陰で円安になったことが最大の要因だと思います。

 

ですが、この円安もそろそろ曲がり角にきたように思えます。 円安になった要因は、金融緩和なのですが、ドル円の金利差で、金利が、日本<米国、となるからドル高円安となったわけです。

 

それともうひとつ大きな要因は、貿易収支の赤字です。 毎月1兆円にもなろうかという赤字が解消されつつあります。 ひとつは原油安で100ドル→50ドルで中東に支払うドルが半減しました。 それと、円安でじわじわと輸出が増えています。 また、円安でインバウンド消費も盛り上がってきています。

 

つまり、実需のドル買いが一時ほど大きくなくなってきたということです。 むしろ、貿易赤字が黒字に転じると、実需のドルから円買いに向かう資金が多くなってくるはずです。

 

日米金利差といっても、米国の利上げが実施されなければ、さほど大きな差は存在しません。 むしろ、実需の為替売買のほうが為替レートには大きな影響を持つ可能性があります。

 

となると、強烈な円高にはならないかもしれませんが、ドル高円安がこのまま進むという考え方は軌道修正が必要になってきたのではないでしょうか?

これから始まる日本企業の決算発表を控えて、前提条件の為替レートが企業の保守的な業績予想につながり市場で失望が出る可能性もあります。

 

市場が絶好調なときにこそ、慎重にならないといけないものです。

 

まだはもうなり、もうはまだなり、どちらか見極めのときがきそうです。

 

では、本日も晴天の1日を楽しくLet’s MOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!

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