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JBI Inc.

日銀総裁の庶民感覚

2015年04月21日

皆さま、おはようございます。

 

今朝の東京は非常に湿気が多いようです。 空気に水分が多くてじっとりとした雰囲気が漂っています。 でも、今日は傘は持ってこなかったので、この湿気も午後にはすっきりと晴れてくれることを祈っています。

 

さて、日銀の黒田総裁が米国で講演したのだが、その内容に違和感を感じる。 20年にわたるデフレが終わりつつある、と語り。目標とする物価上昇、前年比2%の実現に自信を示したそうだ。

 

「デフレが終わりつつある」ではなくて、「終わった」、前年比2%増「目標」ではなく、「すでに達成された」というのが庶民感覚ではないか。

 

そもそもエネルギーと食料を除いて消費者物価を計測するなんてまったくのナンセンスではないか。 統計としての意味合いは別として、消費者目線なら家計の支出がどれくらい増えたか?という観点から見れば、アベノミクスが始まる前との比較では家計は間違いなく2%以上支出しているはずだ。

 

例えば、世のお父様のランチ、これまでワンコイン(500円)でなんとかなったものが、500円+αになっている。このαは消費増税だけではないはずだ。牛丼だって2~3割値上げしている。 お父様の財布は苦しくて悲鳴を上げているのではないだろうか。

 

消費者物価指数とは別に街角物価指数などを作って庶民感覚で物価が上がったと感じるかどうかを聞いたほうがいいだろう。

 

「日本の家計は将来的に毎年2%上昇するという見方で一致する傾向が強まっている」と黒田総裁は述べているが、すでに、それくらいの感覚は国民に浸透しているのではないか。

 

なんともいえないこのギャップ、金融政策は大丈夫だろうか?と感じるのは私だけだろうか?

 

今週はまだ2営業日だが、週初からフルスピードで飛ばしているだけあって、週末まで持つかな?という感じです。

 

でも、そんなことは言ってられないので、本日もLet’s MOOOOOOVE!!!!!!!!

 

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