LET'S IPO

JBI Inc.

めざしの土光さんの精神で

2017年03月30日

皆様、おはようございます。

 

今朝は完全に春到来を思わせる天気になりましたね。 これで東京の桜も一気に開花に向かいそうです。 この週末の日曜日あたりが見頃になればと思います。

 

さて、日本の名門企業「東芝」が経営の危機に立たされています。 

 

今期の最終赤字が1兆円を超えるとか・・・・そして6200億円の債務超過になりそうです。

債務超過が来年の3月末まで解消されないと上場廃止になるようです。

 

半導体部門の売却で債務超過の解消を図ろうと、本日、臨時株主総会を開催して、その決議をとるようですが、売却される部門の社員の皆さんの気持ちはいかばかりかと思います。

 

お家の一大事ですから、家が潰れるくらいなら、嫌な相手であっても相手が大金の結納金を出してくれるなら嫁入りに行く、というのとはちょっと事情が違うような気がします。

 

国外への技術流失が懸念されるほどの半導体事業です。 そこで働いている人達もプライドを持って仕事をしているはずです。 

 

昨日の社長の言葉だと、できるだけ高く買ってくれる先に譲渡したい、とおしゃってましたが、高けりゃどんな先でもいいのか?という疑問があります。

なんとなく、今の社長も自分の都合しか考えていないような気がしてなりません。 サラリーマン経営者の生き方とはこんなものなんでしょうか?

かつて東芝の社長、会長も務めた、土光敏夫氏なら、このような事態にどうしたのでしょうか? 

 

土光敏夫氏は、その質素な生活から「めざしの土光さん」と呼ばれていたそうですが、栄光の上にあぐらをかくのではなく、もう一度、ゼロからやり直す覚悟で臨まないと東芝の再生、再建はあり得なように思います。

 

時代は変わりましたが、精神は土光さんのような気持ちで東芝再生に取り組んでもらいたいものです。 さもなくば、売られる半導体事業部の人達もうかばれないと思います。

 

さあ、今日も私は株主総会日です。 株主の皆さんから社外取締役への質問はないとお思いますが、真摯に臨みたいと思います。

 

本日もLet’s MOOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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