ステイクホルダー資本主義

2020年09月10日

皆様、おはようございます。

まだまだ暑いですね。　でも、この週末から気温は下がるみたいです。　夏の疲れがどっと出る時期なので少し体を労わりたいものです。

さて、日経新聞が1面で特集を組んでる「パクスなき世界」の4回目。

その利益、社会の役に立つか？　と聞かれたら、経営者はどうこたえるでしょうか。

どんな会社も社員を雇用し、取引先・顧客との取引を通して副次的に社会を保持しているはずです。　

そして利益が出たら、社員、株主への配分、将来に向けて内部留保ということになります。

ですが、上場企業においては、配分可能な利益意外に、株式価値として、企業が利益を出せば、株主価値が増加していきます。

それが、利益に連動せずに、株価だけが急上昇して、株主に大きな富をもたらしているという現実があるのが事実です。

おそらく、富の偏在は、株式市場、もっと言えば、金融市場がもたらしているともいえます。

この市場は、不平等社会の源泉だといわれることもありますが、この機能を使えば、労働で得た資金を10倍、100倍、1000倍、それ以上にすることが、企業家でなくとも可能なのも現実です。

上場企業の創業者、オーナー、そして個人でも投資で巨額の資金を得た人々が、そのお金をどのように使うかがいま最も大切な時代になっています。

これからの時代はステイクホルダー資本主義と定義されようとしていますが、この流れが変わらないでいて欲しいものです。

では、本日も暑さに負けずLet’s IPO (Initiate Public Objectives ) !!!!!

井上昌美、池内洋一、他29人

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