米株式市場にも分断の影
2021年02月01日
皆様、おはようございます。
今朝は昨日のような陽射しもなくちょっと寒いですね。 関西は春のような気温まで上がるようですが、関東はまだまだ冬が続きそうです。
さて、今日は新聞休刊日と思ったら新聞ある日だったのですが、どういうわけか自宅のポストに入ってなかったので、昨日の日経新聞1面から「米株式市場にも分断の影」の記事ですが、米国の個人投資家のパワーは凄いですね。
日本も似て非なる形でIPO株の高騰を個人投資家が演出しています。
株価が業績の裏付けのない水準まで買われて売買が成り立ち時価総額が大きくなり、次から次へと株長者を造成しています。
記事にあるグラフを見ると米国の上位10%の富裕層が90%の株式市場の富を占めているという事実がそれを物語っています。
日本のIPOを見ると、上場直後に売買されているのは、発行済株式の10-20%程度です。 品薄な状態で株価が上がれば、売買されていない株式を保有する人達の株式の価値はどんどんあがります。そのようにして、見た目の含み益だけが増加していくわけです。
現在の株式市場の価値が時価総額であるとするならば、絵にかいた餅みたいなもので、流通していない株式の分も含めていますので、実態を表していないともいえます。
その流通させない株式をどんどん増やしているのが日銀でもあります。 買ったら売らない。 これでは日経平均株価は上がって当たり前ということになりますね。
この先、株式市場は、ここ10カ月の上昇に対して冷静な判断する期間になると思いますが、構造が変わらない限り、再び過熱するような気がします。
バブルという演目の序幕が下りただけで、第二幕がいずれ始まるのではないでしょうか。
でも、その先の先には、いつか来た道が待ち受けているように思います。
では、新しい月に入ったので、今週もLet’s MOOOOOOOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
内田 健温、池内 洋一、他18人
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