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「安いニッポン」

2021年06月23日

皆様、おはようございます。
 
今日は5月並みの気温まで低下するようですが、なんとなく蒸し暑い朝です。午後から外出ですが、折り畳み傘が必要な場面がありそうです。やはり梅雨ですね。
 
さて、今日の1面は別々の記事ですが、相関関係がありそうな二つの記事がありました。
 
最初は、「安いニッポン」円安が生んだ二重価格の記事。
 
ズワイガニの価格が円建てだと10年で3.4倍になっているとか。
 
回転寿司チェーン店もカニを呼び水にすることはできなくなってきたということだろう。
 
この先、日本でスワイガニが食べられなくなることはないと思うが、それなりの価格での提供ということにならざるを得ないはずだ。
 
デフレに慣れた日本人、このことが、卸売物価が上がっても、小売り価格に転嫁できない現象が起こっていることは間違いない。
 
そのことは、隣の記事にも関係しているのではないだろうか。
 
外食の閉店が1.9倍になっている。コロナ禍の影響であることは否めないが、その裏では、価格を上げられない一方で仕入れ価格の高騰という現実があるのではないか。
 
日本という国は、1億総中流ではなく、1%の富裕層と99%のデフレ層くらいに格差ができつつあるのではないだろうか。
 
都内や京都に富裕層向けのホテルが次々に開業している、1泊素泊まりの部屋代が5万円超、ホテルで食事まで取ると、二人で10万円ということになるだろう。 
 
そんなホテルにいったい誰が泊まるのか?と思う日本人がほとんどだろうが、人口の1%と外国人が利用してくれれば十分採算がとれるということだろう。
 
これを格差社会というなら、そうかもしれないが、デフレ層の暮らしも決して捨てたものじゃない。 1万円もしないホテルに泊まってデニーズ、サイゼリアで食事をしても、食事も安くて美味しい、ホテルも清潔で綺麗、何も卑下することなく、上には上があると思っていれば良い。
 
世の中の99%がそれに満足ならば、それが世間一般の暮らしぶりで横並びが好きな日本人はデフレ層の暮らしに満足する国民かもしれない。
 
「安いニッポン」ではあるが、なかなかこれはこれで暮らしやすい国かもしれないと思った朝でしたが、飲食店が無くなるのは困るので多少の値上げは許容しないといけないです。
 
では、本日もデフレの国日本でLet’s MOOOOOOOOOOOOOOVR!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 
 
 
 

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