新生銀行へのTOBが佳境に
2021年10月22日
皆様、おはようございます。
今日は冷たい雨のスタートとなりました。朝の気温は13度、今日はずっとこんな気温が続くようです。 ほんの1週間前は半袖だったのですが、今日は上着にコートになりました。
さて、今日はちょっと市場のナーバスな話題です。
ここ数か月ずっと取り上げられている新生銀行へのSBIHのTOBが佳境に入ってきました。
私はどちらの言い分が正しいということではなく、市場主義から言えば、株主価値向上ができる経営者に経営を任せるべきとの意見の持ち主です。
現社長は2015年6月に就任しています。
すでに6年が過ぎたわけですが、就任後の株価は、就任時をずっと下まわっています。
まあ、サラリーマン経営者としては、そろそろ潮時というのが正しい見方だと思います。
ですが、常勤取締役は2名、社外取締役5名で取締役会は構成されており、指名報酬委員会があるとはいえ、社長の意向ですべてきまるのは間違いないことでしょう。
つまり、社長に引導を渡すことがだれも出来ない状態にあるということだと思います。
今回は、そんな経営に業を煮やした金融庁も反対しないという流れです。
国民のお金をつぎ込んでいるにもかかわらず、その返済目途も経たないでは、何を言っても、正義とは聞こえないように思います。
じゃあ、SBIHなら返済できるのか?と言えば、それはわかりませんが、少なくとも、経営が変わり、その可能性をいまだけでも見いだせるということではないでしょうか。
自らの責任をどう感じているか、これは雇われ経営者すべてに言えることです。
それだけ、株主価値=株価、は上場企業の経営者には大事なものであるということを再認識させられるイベントになりそうです。
年末にむけて選挙以外に成り行きが面白いネタとなりそうです。
では、冷たい雨の中、週末に向けて最後の営業日をLet’s MOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!
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