LET'S IPO

JBI Inc.

機を見るに敏

2014年10月17日

皆様、おはようございます。

今朝の東京はかなり冷え込みました。通勤途上でクルーズビズの方もおられますが、もうワイシャツ姿では見ている方が寒々しく感じます。身だしなみではなくて、首元の寒さ対策で来週から通勤途上もネクタイ着用にしようかと考えております。

さて、世界の金融市場がかなり動揺しています。つい2週間ほど前までは、日経平均株価は年末には1万8000円だとか言っていた市場関係者の皆さんが年末1万5500円~1万6000円に修正しています。もちろん、環境が変われば、先行きも変わるのは当然ですが、この豹変ぶりにはややついていけないところがあります。

今朝の日経新聞の国際面でちょっと気になる記事がありました。米国債10年の先物をヘッジファンドが売っていて、その買戻しで1日で利回りで0.36%動いたそうです。米国は10月に量的緩和を終了させるはずなのに、なぜ国債の利回りが下がるのか?その背景には、大手ヘッジファンドの動きがあったということです。買戻しも一巡し、昨日の米国債利回りは上昇し、日米金利差拡大でドル円はやや円安に戻りました。

ここのところの金融市場の大きな動きの理由を、世界景気の減速、エボラ熱、地政学的リスク等々、後付けで講釈する市場関係者が多く居るのですが、とどのつまりは株、為替、債券、商品を売買するファンドの動きが激しくなったに過ぎないのではないでしょうか? 毎年、10月、11月はファンドの決算などもあって、この1年の運用の成果をクローズするタイミングです。なので、現金化の動きもあって、市場は動いて当然なのです。

多くの市場参加者は右往左往していますが、ごくごく一部の投資家は想定の範囲内と考えて、このタイミングを待っていたに違いありません。こう考えると、相場は年がら年中張り続けるものではないということでしょう。 

機を見るに敏、こそ相場の極意のようです。 今日はすでに金曜日です。週の最期を締めくくるべく本日もLet’s MOOOOOVE !!!!!!!!!!!!!

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