ギリシャ、原因自分論
2015年06月30日
皆さま、おはようございます。
今朝の東京は6時ころは太陽の陽射しもあったのですが、すでに曇天となってきました。午後には外出もあるので、今日一日天気が持つことを祈ります。
さて、ギリシャ。
7月5日には国民投票で財政緊縮の是非を問うそうです。
TVでギリシャ国民の声を聞いていると、完全に責任転嫁している人が多いように見受けられる。
EUに財政緊縮を押し付けられていると・・・・借金体質になったのは誰の性なのかを議論せずに他人に文句をいう国民性にはEU諸国もさじを投げたのだろう。
これまでの浪費、放漫体質を改めなければ、誰からも金融支援など受けられないことをしっかりと認識しなければならない。
国民投票となれば、きっと財政緊縮には過半数が「YES」と答えるだろうが、いざ実施となると、実現性は乏しいのではないだろうか。
これまで、田舎芝居で切り抜けてきたギリシャだが、今回ばかりは芝居を演じるだけでは許されそうにない。
ひるがえって、日本はどうだろうか?
先般の大阪都構想の賛否を賭けた投票をみても、大阪市民はギリシャ国民とほとんど同じ思考を持っていたということではないか。
市バスに無料で乗れなくなるから反対した大阪のおばちゃん。
市バスの権利が残ってももっと大きなものを失うかもしれないことを理解していない。
市バスか社会保障、の選択を迫られたら、あなたならどうしますか。
当たり前に、社会保障を選ぶに違いないですよね。
そこまで極端な選択肢を出さないと財政の厳しさを理解できない国民にまで落ちぶれていく日本になりそうで怖い部分を見た大阪都構想の賛否投票であった。
日本人は勤勉で冷静な判断をする国民だから、ギリシャのようにはならない、という人もいるが、それはその方の年代の日本人だけではないだろうか。
高齢者は目先が大事、若者は将来を諦める、これがいまの日本ではないだろうか。
高齢者人口が増えて、労働人口が減る日本、日本のギリシャ化は粛々と進んでいくように思える。
20年後、30年後、いつそうなるのかわからないが、私が生きている間にそのような時代が到来しないことを祈りたいものです。
いまの自分はすべて過去の自分の判断の結果、原因自分論、これが何よりも大事な発想です。
株式市場、金融市場の混乱は今週いっぱい続くでしょうが、私は自分の出来ることを精一杯やるだけです。
本日もLet’s MOOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!
IPOや財務基盤強化に関するご相談を承ります。
日本ビジネスイノベーションでは、高度な専門性、豊富な実践経験を有するコンサルタントが上場を目指す企業様のベストパートナーとして、IPO支援サービスや財務基盤強化に関する支援サービスをご提供いたします。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。