TPPで関税下がっても物価下がらず?
2015年10月06日
皆様、おはようございます。
今朝は空気が冷たく、夏以降初めて家を出る時にネクタイをしめました。 駅までの道中はネクタイでもちょうどよかったのですが、地下鉄に乗るとやはり若干の蒸し暑さを感じました。
とはいえ、北海道の釧路では初霜を観測したそうです。秋の気配は着実に忍び寄ってきています。
さて、昨日はビッグニュースが二つ。
TPPの大筋合意とノーベル生理学・医学賞を大村氏は受賞しました。
特にTPPは新聞報道を読む限り我々の生活に大きく影響しそうです。
関税の引き下げで、牛肉・豚肉、米、ワイン、チーズが安くなるかもしれないと考えると消費者は「いいね!」となるにちがいない。
でも、これで消費者物価が下がると、日銀が掲げるインフレ率2%が再び遠のきます。
それと、日本は複雑な流通だけに数パーセント関税が下がっても、そのまま我々が恩恵を受ける構造になっていないことは確かです。
例えば、店頭で一個8000円もメロンが生産者はその10分の一の価格で出荷している現実があります。
生産者農家にとっては関税の撤廃よりも複雑な流通の方が課題であるはずです。
その構造にメスを入れることのほうが政治家にとっては難しいことかもしれません。
それは国内の利害関係者=票田であるという現実があるからです。
いろんな国内の複雑な利害関係こそ壊すべき壁かもしれません。
我々はそんな国内の壁と毎日戦っています。
厚くて壊しにくい壁、これに立ち向かう勇気が必要です。
本日も壊れない壁を壊すべくLet’s MOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!!!
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