M&Aで株高の背景
2015年10月14日
皆様、おはようございます。
今朝はなんとなくすっきりしない曇り空ですね。 天気は人の心も左右するので、はやくスッキリ晴れて欲しいものです。
さて、世界では大型のM&Aが続いています。
ベルギーのビール会社のインベブがSABミラーを13兆円で買収します。
あまりにも金額が大きすぎて、電卓では桁がたりなくなりそうです。
この買収価格ですが、買収が開示される前の株価の1.5倍が買付価格になるそうです。
この2社で世界市場の3割を押さえることができるそうですが、どうして株価がそんなに高いのか?ちょっと首をかしげたくなります。
株価の妥当性よりも、売却する株主の意向が強く表れているのだと思います。
株主は事業に対する執着よりも、株価に対する執着のほうが強いのではないでしょうか?
それぞれの事業会社のCEOは最後は株価で評価されます。 もちろん、ストックオプションの報酬額も億円単位なので、株価が1.5倍になれば、瞬時にして自らの報酬を五割アップさせることにもつながります。
そのようなインセンティブが高株価を演出している可能性はありえます。
日本人の価値観ではちょっと許容できない部分もありますが、それがグローバルなM&A戦略の背景かもしれません。
私の視点が正しいか間違っているかはなんとも言えませんが、そういう側面からも考察が必要だと思います。
今朝は大きな話になりましたが、私は、think global,act localで今日も一日Let’s MOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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