空気を読みすぎる日本人
2015年12月09日
皆様、おはようございます。
今日は朝から快晴ですね。ちょっと気温は朝方低かったようですが、空気が冷たくて気分の良い朝を迎えることができました。
さて、東芝ですが、証券等監視委員会は歴代3社長の刑事告発に向けて東京地検特捜部と協議する方針を出したと報じてられています。
一罰百戒を狙っているのだと思いますが、この3社長は気の毒としか言いようがありません。
おそらく利益のかさ上げをしてもしなくても、役員報酬にさほど影響はなかったはずです。私利私欲が目的ではなかったと思います。
では、なぜ、このような利益の水増しをやったのか?
経団連の会長等々、歴代の財界の大物経営者を輩出した企業が赤字を続けることなど許されない雰囲気があったのではなかったかと。
先人の経営者が後進の経営者に指示などしなくても、日本人特有の阿吽の呼吸で読み取って社長は動いたのではないでしょうか。
それと、社長直下の経営幹部もその空気は読み取っていたはずです。
企業は経営のありのままを数字にまとめて開示する義務はありますが、子供の使いじゃあるまいし、単に数字をまとめるだけでは芸がないのも確かです。
決算(数字)は作るものだと私は社会人になったときに上司に言われました。
どこまで作っていいのか、このあたりの塩梅をどうするのか?
正直、難しいところです。
私は機関投資家ではないので、どちらかと言えば、企業経営者サイドから物事を見てしまいます。
もしこの3社長が刑事告訴されたとしても、このことを無にしないように東芝の社員の方々は会社の歴史と重み守って頂きたいと思います。
では、師走の青空の下、本日もLet’s MOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!
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