LET'S IPO

JBI Inc.

Begin with the End

2013年10月09日

皆様、おはようございます。
なかなか涼しくならない日が続いています。 でも、さすがに台風24号が過ぎれば気温も一気に下がり、週末の3連休はすごしやすい秋の気候になることを期待したいものです。
今日は午後から名古屋に向かい、夕方は東京IPOのセミナーを開催します。 台風の影響で少し雨模様になるようですが、投資家の皆さんには是非是非会場まで足を運んで頂きたいものです。…
さて、今朝の日経新聞を読んでいると、二つの「撤退」の記事がありました。 ひとつはパナソニックがプラズマテレビ向けのパネル製造から撤退し、尼崎工場を売却することを決めました。 そして、三面記事に大阪地検特捜部の捜査資料改ざん・隠蔽事件で犯人隠避罪に問われている元特捜部長の大坪氏、佐賀氏が「名誉ある撤退を決意」したと報じています。
同じ「撤退」ではありますが、ことの本質はまったく異なります。 
パナソニックが守り続けたかったものは、表向きは技術かもしれませんが、私が思うに、工場と従業員ではなかったでしょうか。 あるもの(既存の経営資源)を捨てられないがためにここまで悩み、赤字を続けたのではないかと考えます。 ことはかなり遅かったのではないでしょうか?
そして、元検事の二人の撤退ですが、ドラマ半沢直樹の悪役の支店長と常務のようなもので、白黒ついているのに非を認めない、としたら、それはこれまでの自らの仕事を否定するようなものです。 こちらは、立場上ぎりぎりまで足掻いて最後にやむなく名誉の撤退(ドラマなら土下座)となったように感じました。
撤退のタイミングは難しいものですが、ひとつ間違えると、決められなくて、往々にしてどんどん悪化することが常です。  始めるときも、終わるときも、決断が大事ということだと思います。
有名な経営書の「7つの習慣」にあるひとつ、Begin with the End in Mind、ビジネスを始めるときにとっても重要なことだと改めて感じました。
では、今日の午後は名古屋で Let’s MOOOOOVE !!!!!!!!!!!! してきます。

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