LET'S IPO

JBI Inc.

【第25回】 Let’s IPO Seminar

第1部:『2020年の総括と最近のトレンド分析』
第2部:『DXの本質を押さえて成長する為の本当の方法』
    ~ラクスルから学ぶ成功のメカニズム~

概要

株式会社日本ビジネスイノベーションは、日本のIPO市場の活性化およびベンチャー企業や中堅企業の株式市場への新規上場を啓蒙するためにウェブサイト『Let’s IPO(http://letsipo.jp/)』を2013年秋にオープンいたしました。
ネットによる情報発信だけにとどまらず、リアルの活動として各種セミナーを開催しております。
その中のひとつのセミナーシリーズとして、これまでにIPOしたベンチャー企業の成長モデルを研究する場を設けることになりました。

 

第25回セミナーは2021年3月3日(水)に開催いたします。企業の経営幹部の方、起業やベンチャー企業に関心のある方の参加をお待ちしております。

 

詳細+申込みはこちら:http://letsipo.jp/seminar/17475.php

 

【ご参加いただきたい方々】
1.IPOを目指している経営者・経営幹部の方
2.起業やベンチャービジネスに興味のある方
3.実在の企業をモデルに事業戦略を学びたい方

開催概要

日時 2021年3月3日(水) 19:00-21:00
場所 WEBセミナー(ZOOM利用予定)  
主催 株式会社日本ビジネスイノベーション
応募締切 2021年3月3日(水) 12:00まで
定員 100名
参加費 無料
その他 ZOOM URLは後日掲載します

アジェンダ

時間 内容
19:00-19:30 『2020年の総括と最近のトレンド分析』

■講演者情報

日本ビジネスイノベーション
代表取締役 西堀 敬
IPOジャパン編集長、IPOエバンジェリスト

<経歴>
1960年、滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部門で国内外で10年勤務。IPO関連情報の集積度では日本一を誇るサイト「東京IPO」の編集長を2002年から2015年まで務め、各種メディアで情報発信、講演、セミナー等も行い、IPO市場の啓蒙・発展に尽力している。
2015年12月IPO Japan編集長就任。現在、上場会社3社の社外取締役も兼務。

19:30-20:30 IPO企業にみる成長企業のビジネスモデル
◇テーマ: 『DXの本質を押さえて成長する為の本当の方法』
 ~ラクスルから学ぶ成功のメカニズム~

■題材企業
今回はラクスル(株)【東一:4384】のハコベル事業に焦点を当て、「物流DX」を主題に採り上げます。 EC需要の拡大の一方、人材不足に悩まされる物流業界に対して変革を起こそうとしているラクスルの取り組みを分析するとともに、ラクスル社自身の事業進化のプロセス、また、多重下請け構造の業界におけるデジタルトランスフォーメーションに関し、考察いたします。
ラクスル(株)は、デジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造を変えていくことを標榜し、印刷業界、物流業界、広告業界に参入をしている企業です。2009年に会社設立、2010年に現在の社名であるラクスル株式会社に社名変更し、2013年に印刷シェアリングプラットフォームとしての「ラクスル」を開始いたしました。その後、2015年に物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」を開始、2018年に東証マザーズに株式上場(翌年には東証一部に市場変更)し、2020年からは新たに広告のプラットフォームとして「ノバセル」を開始いたしました。株式上場直後の2018年7月期の売上高は、111億円でしたが、直近2020年7月期の売上高は、214億円と2年間で2倍近い増収を果たしております。直近決算では3.6億円の経常損失でありながらも、2020年2月5日現在、時価総額1,138億円と株式市場からも大きな成長期待を寄せられております。

■ディスカッションテーマ
ラクスル社のハコベル事業を主題としながら、他業界における新規事業開発に転用可能な要諦に論点をおいて整理します。
具体的には、物流業(運輸業)の特徴と課題分析に加え、ハコベル事業の狭義広義の競合比較、更にはラクスル社の事業展開の過程を分析することで、新規事業分野の進出の際のポイントを整理、更に、「多重下請け構造」と言われる業界におけるデジタルトランスフォーメーションに関し、考察いたします。
上記を踏まえ、以下の3点に整理区分して要諦の導出と幅広い示唆提案を目指します。

1.物流ビジネスの新潮流(物流DX)を理解する
2.一企業における事業進化のプロセスを考察する
3.多重下請け構造の業界変革を考察する

物流業界における変革への関心はもちろん、ラクスル社の成長戦略へのご関心の方や、多重下請け構造の業界におけるビジネスチャンスについて一緒に討議したいという方まで、多くの方々のご参加をお待ちしております。

◇ビジネスモデル研究所について
当研究所は、成長企業が持つビジネスの仕組みや、創業者(経営者)のビジネス着眼点について実際の企業を丹念に考察し、応用性のある要諦を発見する活動を行っております。 セミナーとしては、これまで24回開催し、 お陰様で、ご参加いただいた方々からご好評いただいております。

第1回 2013年11月開催 「(株)リブセンス」
   ニッチ差別化でつかむビジネスチャンス

第2回 2014年2月開催 「(株)MonotaRO」
   予算設計からみた起業の成功要因

第3回 2014年5月開催 「(株)アイスタイル」
   情報集積とマネタイズ方法

第4回 2014年8月開催 「エムスリー(株)」
   サービスモデルとマネタイズポイントの作り方

第5回 2014年11月開催 「(株)IBJ」
   ネットワーク経済性と事業の束ね方

第6回 2015年2月開催 「(株)東祥」
   新規事業によるセカンドギア成長戦略の仕方

第7回 2015年5月開催 「(株)ベクトル」
   後発でも勝てる顧客構造の作り方

第8回 2015年9月開催 「(株)一休」
   異業種からでも出来る成長事業の作り方

第9回 2015年12月開催 「パーク24(株)」
   参入しやすいビジネスで圧倒的シェアNo.1になる方法

第10回 2016年3月開催 「(株)セリアと(株)ワッツ」
   100円ショップにみるリアル店舗がECに勝つ方法

第11回 2016年6月開催「シュッピン(株)」
   雑居ビル1店で年商100億円を突破する秘訣

第12回 2016年9月「(株)ムゲンエステート」
   成熟産業で「ニッチ」×「レバレッジ」により急成長する方法

第13回 2016年11月「(株)LITALICO」
   社会貢献活動が先鋭的ビジネスとして急成長する方法

第14回 2017年3月「(株)アドベンチャー」
   1兆円事業を目指して急成長する方法

第15回 2017年6月「(株)ヨシムラ・フード・ホールディングス」
   M&Aを活用したIPO戦略

第16回 2017年10月「上場ベンチャー5社比較」
   上場後に成長し続ける戦略

第17回 2018年2月「RIZAPグループ(株)」
   果敢な投資を前提にした成長戦略の是々非々

第18回 2018年6月 「ハウステンボス(㈱エイチ・アイ・エス)」
   事業会社が再生案件を活用して成長する方法

第19回 2018年9月 「(株)ビーグリー」
   アナログからデジタルシフトする機会に参入し生き残る方法

第20回 2018年12月「(株)N・フィールド」
   公共性あるビジネスで 5年で売上高を7倍にする方法

第21回 2019年3月「(株)クラウドワークス」
   BtoBプラットフォーム型ビジネスの罠と成長する為の本当の方法

第22回 2019年7月「(株)鎌倉新書」
   老舗企業を顧客に持ちながらIT導入し事業を変革させる方法

第23回 2019年10月「(株)ワークマン」
   縮小業界でも対象顧客を拡大して持続成長する方法

第24回 2020年10月『ポストコロナ時代を勝ち抜く真の顧客価値とは?』
   過去題材8社から”withコロナ”を考える

■講演者情報

◇ビジネスモデル研究所メンバーが分析を担当
-吉冨 敏雄
<経歴>
あさひ銀行(現りそな銀行)で国内とドイツでの業務経験を経て、事業会社の経営メンバーへ転身。
複数企業で上場準備や上場後の成長支援をおこない、現在はベンチャー育成や大企業の新規事業指導を行う。

-太田 真
<経歴>
さくら銀行(現、三井住友銀行)を経て、株式会社フィナンテックに入社、IRやIPOのコンサルティング業務に従事。
IT、サービス、不動産業等、多くの企業のIPO支援を行う。その後、モバイルベンチャーの立ち上げに携わる。ベンチャー企業の経営管理部門を歴任。グロービス経営大学院大学卒。

-高橋 さやか
<経歴>
大手製薬メーカーにて、創薬研究、研究倫理・コンプライアンス管理、役員秘書、業務プロセス改善、M&A後の組織体制・文化統合等に従事。
以降、医療・ライフサイエンス系企業向けの事業開発、マーケティング、IR等を担う。薬剤師。グロービス経営大学院大学卒。

-菊間 弘一
<経歴>
複数のリース株式会社を経験し、移動・運輸手段の運営合理化を専門とする営業職に従事。
近年は首都圏の大手企業向けソリューション提案活動に従事、ダイバシティ対応やガバナンス強化等の対策に取り組む。グロービス経営大学院卒。

-丸山 冬樹
<経歴>
製薬業界にて、営業、マーケティング、新規事業開発、経営企画などに従事。
現在は経営企画部門の責任者として、事業会社のホールディングス化やBPR、新規事業開発等を戦略面からだけでなく、IT、人事などの側面からもトータルに担う傍ら、バイオ系やテック系の国内外のベンチャーの事業化などを支援。
グロービス経営大学院卒。

20:30-20:50 『フリーディスカッション』
講師と参加者の皆様で自由に機論をしたいと考えております

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