LET'S IPO

JBI Inc.

【第28回】 Let’s IPO Seminar

第1部:『2021年のIPO市場の総括と2022年の展望』
第2部:『5G時代における通信インフラのレイヤーマスター』
    ~JTOWERから学ぶ成功のメカニズム~

概要

株式会社日本ビジネスイノベーションは、日本のIPO市場の活性化およびベンチャー企業や中堅企業の株式市場への新規上場を啓蒙するためにウェブサイト『Let’s IPO(http://letsipo.jp/)』を2013年秋にオープンいたしました。
ネットによる情報発信だけにとどまらず、リアルの活動として各種セミナーを開催しております。
その中のひとつのセミナーシリーズとして、これまでにIPOしたベンチャー企業の成長モデルを研究する場を設けることになりました。

 

第28回セミナーは2022年2月9日(水)に開催いたします。企業の経営幹部の方、起業やベンチャー企業に関心のある方の参加をお待ちしております。

 

詳細+申込みはこちら:【第28回】 Let’s IPO Seminar | セミナー情報 | LET’S IPO (letsipo.jp)

 

【ご参加いただきたい方々】
1.IPOを目指している経営者・経営幹部の方
2.起業やベンチャービジネスに興味のある方
3.実在の企業をモデルに事業戦略を学びたい方

開催概要

日時 2022年2月9日(水) 19:00-21:00
場所 WEBセミナー(ZOOM利用予定)  
主催 株式会社日本ビジネスイノベーション
応募締切 2022年2月9日(水) 17:00まで
定員 100名
参加費 無料
その他 ZOOM URLは後日掲載します
申込み頂いた方には別途ZOOMのアクセスURLをご案内させていただきます。

アジェンダ

時間 内容
19:00-19:30 『2021年のIPO市場の総括と2022年の展望』

■講演者情報

日本ビジネスイノベーション
代表取締役 西堀 敬
IPOジャパン編集長、IPOエバンジェリスト

<経歴>
1960年、滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部門で国内外で10年勤務。IPO関連情報の集積度では日本一を誇るサイト「東京IPO」の編集長を2002年から2015年まで務め、各種メディアで情報発信、講演、セミナー等も行い、IPO市場の啓蒙・発展に尽力している。
2015年12月IPO Japan編集長就任。現在、上場会社2社の社外取締役も兼務。

19:30-20:30 IPO企業にみる成長企業のビジネスモデル
◇テーマ:『5G時代における通信インフラのレイヤーマスター』
~JTOWERから学ぶ成功のメカニズム~
■題材企業 今回は、通信インフラのシェアリング事業を手がける(株)JTOWER【東マ:4485】を採り上げます。
(株)JTOWERは、携帯電話事業者であったイー・モバイル出身の田中敦史氏によって、2012年6月に設立されました。社名の由来は、アメリカにある通信インフラ事業者であるアメリカン・タワー社をあやかり、日本を代表する通信インフラ企業になるという想いを込めて「JTOWER」という商号を採用しました。
通信インフラのシェアリングには、共同利用のための装置を開発する必要があるなど、多額の設備投資が必要であります。そのため、「ベンチャー企業に通信インフラのシェアリングは無理」という前評判でしたが、創業者の田中敦史氏は通信インフラの共通化による社会的意義を旗印に投資家を説得し、2013年に当社は10億円の資金調達に成功しました。
会社設立から2年を経て、通信設備のシェアリングサービスを開始、通信機器の設置先となる建物の所有者(不動産会社)への営業を本格化しました。
その後、3大キャリアとのシェアリングサービスを開始し、創業当時に目論んでいたビジネスをスタートし、以後、当社はシェアリングサービスの拡大により、業容を拡大しております。
直近の決算(2021年3月期)は、売上高35億円、経常利益1.7億円、当期純利益5億円という業績ながらも、株式時価総額は、2,000億円(2021年12月末現在)を超え、通信インフラのシェアリングの先駆者企業として、株式市場からも大きな成長期待を寄せられております。
■ディスカッションテーマ
JTOWER社のビジネスモデル分析を主題としながら、他業界における新規事業開発に転用可能な要諦に論点をおいて整理します。
具体的には、国内外の通信インフラシェアリングの動向を踏まえた上で、通信インフラシェアリング事業の特徴と課題の分析をし、JTOWER社自身の今後の成長可能性に関し、考察いたします。
上記を踏まえ、以下の3点に整理区分して要諦の導出と幅広い示唆提案を目指します。
1.5G時代の到来と携帯キャリアの動向
2.日本における通信インフラシェアリングの現状
3.今後の業界動向と当社の成長可能性
通信インフラのシェアリング事業やJTOWER社の成長戦略へのご関心の方は勿論、5G時代におけるビジネスの在り方や事業機会の創出について一緒に討議したいという方まで、多くの方々のご参加をお待ちしております。
第1回 2013年11月開催 「(株)リブセンス」
    ニッチ差別化でつかむビジネスチャンス
第2回 2014年2月開催 「(株)MonotaRO」
    予算設計からみた起業の成功要因
第3回 2014年5月開催 「(株)アイスタイル」
    情報集積とマネタイズ方法
第4回 2014年8月開催 「エムスリー(株)」
    サービスモデルとマネタイズポイントの作り方
第5回 2014年11月開催 「(株)IBJ」
    ネットワーク経済性と事業の束ね方
第6回 2015年2月開催 「(株)東祥」
    新規事業によるセカンドギア成長戦略の仕方
第7回 2015年5月開催 「(株)ベクトル」
    後発でも勝てる顧客構造の作り方
第8回 2015年9月開催 「(株)一休」
    異業種からでも出来る成長事業の作り方
第9回 2015年12月開催 「パーク24(株)」
    参入しやすいビジネスで圧倒的シェアNo.1になる方法
第10回 2016年3月開催 「(株)セリアと(株)ワッツ」
    100円ショップにみるリアル店舗がECに勝つ方法
第11回 2016年6月開催「シュッピン(株)」
    雑居ビル1店で年商100億円を突破する秘訣
第12回 2016年9月「(株)ムゲンエステート」
    成熟産業で「ニッチ」×「レバレッジ」により急成長する方法
第13回 2016年11月「(株)LITALICO」
    社会貢献活動が先鋭的ビジネスとして急成長する方法
第14回 2017年3月「(株)アドベンチャー」
    1兆円事業を目指して急成長する方法
第15回 2017年6月「(株)ヨシムラ・フード・ホールディングス」
    M&Aを活用したIPO戦略
第16回 2017年10月「上場ベンチャー5社比較」
    上場後に成長し続ける戦略
第17回 2018年2月「RIZAPグループ(株)」
    果敢な投資を前提にした成長戦略の是々非々
第18回 2018年6月 「ハウステンボス(㈱エイチ・アイ・エス)」
    事業会社が再生案件を活用して成長する方法
第19回 2018年9月 「(株)ビーグリー」
    アナログからデジタルシフトする機会に参入し生き残る方法
第20回 2018年12月「(株)N・フィールド」
    公共性あるビジネスで 5年で売上高を7倍にする方法
第21回 2019年3月「(株)クラウドワークス」
    BtoBプラットフォーム型ビジネスの罠と成長する為の本当の方法』
第22回 2019年7月「(株)鎌倉新書」
    老舗企業を顧客に持ちながらIT導入し事業を変革させる方法
第23回 2019年10月「(株)ワークマン」
    縮小業界でも対象顧客を拡大して持続成長する方法
第24回 2020年10月『ポストコロナ時代を勝ち抜く真の顧客価値とは?』
     過去題材8社から”withコロナ”を考える
第25回 2021年3月「ラクスル(株)」
    DXの本質を押さえて成長する為の本当の方法
第26回 2021年6月「弁護士ドットコム(株)」
    ニッチ祖業からビッグ飛び地へ打って出る方法
第27回 2021年10月「(株)マクアケ」
    0次流通市場創造への挑戦

■講演者情報

■講演者情報
◇ビジネスモデル研究所について
当研究所は、成長企業が持つビジネスの仕組みや、創業者(経営者)のビジネス着眼点について実際の企業を丹念に考察し、応用性のある要諦を発見する活動を行っております。 セミナーとしては、これまで27回開催し、お陰様で、ご参加いただいた方々からご好評いただいております。
◇分析メンバー紹介
-吉冨 敏雄
<経歴>
あさひ銀行(現りそな銀行)で国内とドイツでの業務経験を経て、事業会社の経営メンバーへ転身。
複数企業で上場準備や上場後の成長支援をおこない、現在はベンチャー育成や大企業の新規事業指導を行う。
-太田 真
<経歴>
さくら銀行(現、三井住友銀行)を経て、株式会社フィナンテックに入社、IRやIPOのコンサルティング業務に従事。IT、サービス、不動産業等、多くの企業のIPO支援を行う。
その後、モバイルベンチャーの立ち上げに携わり、ベンチャー企業の経営管理部門を歴任。現在は、医療系メガベンチャーにてM&A等に従事。グロービス経営大学院大学卒。
-高橋 さやか
<経歴>
大手製薬メーカーにて、創薬研究、研究倫理・コンプライアンス管理、役員秘書、業務プロセス改善、M&A後の組織体制・文化統合等に従事。
以降、医療・ライフサイエンス系企業向けの事業開発、マーケティング、IR等を担う。
薬剤師。グロービス経営大学院大学卒。
-丸山 冬樹
<経歴>
製薬業界にて、営業、マーケティング、新規事業開発、経営企画などに従事。現在は経営企画部門の責任者として、事業会社のホールディングス化やBPR、新規事業開発等を戦略面からだけでなく、IT、人事などの側面からもトータルに担う傍ら、バイオ系やテック系の国内外のベンチャーの事業化などを支援。グロービス経営大学院卒。
-関谷 かや人
<経歴>
大手ITサービス企業にて、技術研究職、新規事業開発職を経て、本社機能の強化に向けた各種制度・組織設計と変革にかかるチェンジマネジメントに従事。
経理財務、営業・マーケティング、法務、インターナルコミュニケーション、経営ITシステム等幅広い業務の効率化と高度化に取り組む。グロービス経営大学院卒。
-井澤 清悟
<経歴>
アクセンチュア、BCGを経て、教育企業でEdtech事業を立ち上げ。その後大企業向けの経営コンサルティング会社(etl)を設立・運営。主な業界は、モバイル、デジタルマーケ、ネットサービス等のBtoC, BtoBtoC領域。他にAI・システム構築ベンダー、子ども向け体験教育企業(ギフテ!)の役員を勤める。グロービス経営大学院卒。
・宮垣 慶子
<経歴>
大手建設会社にて、農業や福祉などをテーマに研究、新規事業開発を経て、現在、内装会社の経営企画に従事。 経営企画の担当者として、事業の改善提案や戦略立案、DX推進などをテーマにマーケティングやプロジェクト統括を担当。グロービス経営大学院卒。

20:30-20:50 『フリーディスカッション』
講師と参加者の皆様で自由に機論をしたいと考えております