LET'S IPO

JBI Inc.

【第12回】 Let’s IPO Seminar

第1部:「IPO市場の動向分析 ~LINE上場の意義を考える~」
第2部:『成熟産業で「ニッチ」×「レバレッジ」により急成長する方法』
     ~(株)ムゲンエステートから学ぶ成功のメカニズム~

概要

企業の新規上場を啓蒙するLet’s IPO(http://letsipo.jp/)は、(株)ムゲンエステートを題材にセミナーを開催します。

経営者や成長戦略に関心ある方のご参加をお待ちしております。

 

 【ご参加いただきたい方々】

 1.IPOを目指している経営者・経営幹部の方

 2.新規事業やベンチャービジネスに興味のある方

 3.実在企業を通して実践的な事業戦略を学びたい方

 

開催概要

日時 2016年9月6日(火) 19:00-21:00
場所 貸会議室プラザ 八重洲北口 5階 1号室
東京都中央区八重洲1-7-4 矢満登ビル5F

 JR線 東京駅 八重洲北口 徒歩2分
 東京駅八重洲北口から外堀通りを渡り、八重洲北口通りに入り
 日興コーディアル証券の並び

1階に「CafeRenoir ニュー八重洲北口店」様が入っているビルです。

会場地図
主催 株式会社日本ビジネスイノベーション
応募締切 2016年9月6日(火) 17:00まで
定員 40名
参加費 2,000円
当日、会場にて現金でお支払い願います。
領収書が必要な方はお申し付けください。
その他 セミナー終了後に懇親会を予定しております。
ご都合のつく方は、お気軽にご参加ください。

アジェンダ

時間 内容
19:00-19:30 「IPO市場の動向分析 ~LINE上場の意義を考える~」

■講演者情報

日本ビジネスイノベーション
代表取締役 西堀 敬
IPOジャパン編集長、IPOエバンジェリスト
<経歴>
1960年、滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部門で国内外で10年勤務。IPO関連情報の集積度では日本一を誇るサイト「東京IPO」の編集長を2002年から2015年まで務め、各種メディアで情報発信、講演、セミナー等も行い、IPO市場の啓蒙・発展に尽力している。
2015年12月IPO Japan編集長就任。現在、上場会社3社の社外取締役も兼務。

19:30-20:30 IPO企業にみる成長企業のビジネスモデル
◇テーマ:『成熟産業で「ニッチ」×「レバレッジ」により急成長する方法』
 ~(株)ムゲンエステートから学ぶ成功のメカニズム~
◇調査及び講演:ビジネスモデル研究所

■題材企業
(株)ムゲンエステート【東証1部:3299】を題材に不動産市場のような成熟産業にみられる新しい成長戦略を研究します。

今回採り上げる(株)ムゲンエステートは、1990年に創業し、2014年6月に株式上場しました。
当社は近年大幅に売上を拡大している注目に値する成長企業です。
上場前の売上高208億円(2013年12月期)は、直近決算で457億円(2015年12月期)となり、同社の今期予想では583億円(2016年12月期)と、毎年100億円を上回る増収を継続しています。

近年不動産市況が上向きにある状況とはいえ、何年も連続して150%成長するには、他社には無い同社固有の成長要因があるはずです。

不動産業は新しい競争原理で一夜にして勢力図が変わるようなこともなく、資本力やネットワーク力が強みになるため、大手優位が確立した業界です。
競争力の無い中小企業が市況を背景にするだけで急成長できる業界ではありません。

しかしながら、同社には、上記の急成長を一見して得心できるほどの強力な独自の競争優位が明確には見当たりません。

(株)ムゲンエステートのビジネスモデルは、既存マンションを買取り、改修することで付加価値をつけて再販売する事業です。
不動産をリフォームする行為自体は従来からも存在しており、リフォームを先行展開する上場企業もあります。
同社固有の手法とはいえません。

分析チームは、同社の事業成長は複合要因と判断しています。
組み合わされている成長のヒミツをひも解く事で同社の理解にとどまらず、他社や他業界への示唆まで検討する予定です。

■ディスカッションテーマ
巨大な不動産業界全体からみると(株)ムゲンエステートは、大手が展開していない戦略を有形無形に組み合わせて成長しています。

そのため、今回は社会動向や業界構造を軸に特徴を整理します。

1.マンション市場全体と将来展望
2.リノベーションビジネスの特徴と広義での応用可能性
3.(株)ムゲンエステートの成長路線とその評価

上記3点を軸に、汎用的な要諦についても検討して参ります。

業界での固有のポジション設計、成長加速を図るための優先順位といった観点からディスカッションする予定です。

異業種でもヒントとなる事例とするべく用意しますので、上記論点、成長戦略に関心ある方は是非ご参加ください。

◇ビジネスモデル研究所について

当研究所は、成長企業が持つビジネスの仕組みや、創業者(経営者)のビジネスへの着眼点について実際の企業を丹念に考察し、応用性のある要諦を発見する活動を行っております。
セミナーとしては、これまで11回開催し、お陰様で、ご参加いただいた方々からご好評いただいております。

第1回 2013年11月開催 「(株)リブセンス」
    ニッチ差別化でつかむビジネスチャンス
第2回 2014年2月開催 「(株)MonotaRO」
    予算設計からみた起業の成功要因
第3回 2014年5月開催 「(株)アイスタイル」
    情報集積とマネタイズ方法
第4回 2014年8月開催 「エムスリー(株)」
    サービスモデルとマネタイズポイントの作り方
第5回 2014年11月開催 「(株)IBJ」
    ネットワーク経済性と事業の束ね方
第6回 2015年2月開催 「(株)東祥」
    新規事業によるセカンドギア成長戦略の仕方
第7回 2015年5月開催 「(株)ベクトル」
    後発でも勝てる顧客構造の作り方
第8回 2015年9月開催 「(株)一休」
    異業種からでも出来る成長事業の作り方
第9回 2015年12月開催 「パーク24(株)」
    参入しやすいビジネスで圧倒的シェアNo.1になる方法
第10回 2016年3月開催 「(株)セリアと(株)ワッツ」
    100円ショップにみるリアル店舗がECに勝つ方法
第11回 2016年6月開催「シュッピン(株)」
    雑居ビル1店で年商100億円を突破する秘訣

■講演者情報


◇研究所アナリスト
-吉冨 敏雄
<経歴>
1994年一橋大学卒業後、あさひ銀行(現りそな銀行)で国内、ドイツ現地法人の業務経験を経て、事業会社の経営メンバーとしてIPO準備業務に従事。
株式会社GDH、株式会社フォトクリエイトに在籍。
現在は、ベンチャービジネスの育成や大企業の事業プロジェクトの指導を行う。
株式会社ジャングルラボ代表取締役
グロービスアルムナイアワード「創造の部」受賞、同大学院評議員を歴任
著書にブックオフコーポレーションの事業成長を解説した「情熱のマネジメント」日経BP

-太田 真
<経歴>
1997年学習院大学卒業後、さくら銀行(現、三井住友銀行)を経て、株式会社フィナンテックに入社、IRやIPOのコンサルティング業務に従事。
IT、サービス、不動産業等、多くの企業のIPO支援を行う。その後、モバイルベンチャーの立ち上げに携わる。
ベンチャー企業の経営管理部門を歴任。現在は、アパレル企業の人事責任者。
2015年グロービス経営大学院大学卒業

-高橋 さやか
<経歴>
国立大学薬学部卒業後、大手内資系製薬メーカーで、研究職(主に糖尿病薬の薬効試験)、役員秘書を経て、研究倫理・コンプライアンス、業務プロセス改善、M&A後の組織体制・組織文化統合などを担当。
現在は、医薬系コンサルティング企業にて、ベンチャー企業のスタートアップ支援を担っている。
主には、事業環境や薬事・医事規制動向を踏まえたビジネスモデルの提案や、その文書化等に従事。
薬剤師、経営学修士。

-羽田野 玲
<経歴>
関西大学大学院工学研究科卒業後、大手重工業メーカーに入社、火力発電所や産業用ボイラの設計業務に従事。
電力の安定供給のための保守メンテ業務ならびにCO2低減のための新製品開発を行う。
現在は、新事業企画職に移り、社内新事業公募、ベンチャー企業の情報収集、事業企画、事業立ち上げ、事業推進などを担当する。
2014年グロービス経営大学院大学卒業

20:30-20:50 『フリーディスカッション』
講師と参加者の皆様で自由に機論をしたいと考えております
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