【第18回】 Let’s IPO Seminar
第1部:『2018年上期のIPO市場分析』
第2部:『事業会社が再生案件を活用して成長する方法』
~ハウステンボス(エイチ・アイ・エス)から学ぶ成功のメカニズム~
概要
企業の新規上場を啓蒙するLet’s IPOは、ハウステンボス(エイチ・アイ・エス)を題材にセミナーを開催します。
経営者や成長戦略に関心ある方のご参加をお待ちしております。
【ご参加いただきたい方々】
1.IPOを目指している経営者・経営幹部の方
2.新規事業やベンチャービジネスに興味のある方
3.実在企業を通して実践的な事業戦略を学びたい方
開催概要
日時 | 2018年6月13日(水) 19:00-21:00 |
---|---|
場所 | 貸会議室プラザ 八重洲北口 5階 3号室 東京都中央区八重洲1-7-4 矢満登ビル5F JR線 東京駅 八重洲北口 徒歩2分 東京駅八重洲北口から外堀通りを渡り、八重洲北口通りに入り 日興コーディアル証券の並び 1階に「CafeRenoir ニュー八重洲北口店」様が入っているビルです。 |
主催 | 株式会社日本ビジネスイノベーション |
応募締切 | 2018年6月13日(水) 17:00まで |
定員 | 40名 |
参加費 | 2,000円 当日、会場にて現金でお支払い願います。 領収書が必要な方はお申し付けください。 |
その他 | セミナー終了後に懇親会を予定しております。 ご都合のつく方は、お気軽にご参加ください。 |
アジェンダ
時間 | 内容 |
---|---|
19:00-19:30 | 『2018年上期のIPO市場分析』
■講演者情報日本ビジネスイノベーション |
19:30-20:30 | IPO企業にみる成長企業のビジネスモデル ◇テーマ:『事業会社が再生案件を活用して成長する方法』 ~ハウステンボス(エイチ・アイ・エス)から学ぶ成功のメカニズム~ ■題材企業 (株)エイチ・アイ・エス【東一:9603】が再生に成功したハウステンボス事業を題材に、来客誘致型エンターテインメント・サービスの成長戦略を研究します。 ハウステンボスは1992年の開園から継続して赤字となっていましたが、2010年にエイチ・アイ・エスが、経営再建に着手して1年目で黒字化となりました。 業績の好転が顕著です。エイチ・アイ・エスが支援決定を決めた直近決算は大赤字。ハウステンボス株式会社は2009年3月期の売上高15,398百万円、経常損益▲2,601百万円でした。 黒字化後も業績を好調に拡大。2017年9月期は売上高38,857百万円、経常利益9,907百万円。今やエイチ・アイ・エスにとって祖業の旅行事業と並ぶ第二の主軸事業となっています。 ハウステンボスはエイチ・アイ・エスグループ傘下になるまで1992年の創業から常に業績不振で、複数の金融機関が再建に失敗しています。 2000年からは日本興業銀行の管理下で再建を図りましたが、2003年に会社更生法を申請しました。次の再建スポンサーとなった野村プリンシパル・ファイナンスは2010年3月で撤退。 現在の大成功とはあまりにも異なる様相をふまえて、成長モデルを研究してそのノウハウの転用や再現性をご参加の皆様と討議します。 ■ディスカッションテーマ 今回はハウステンボスの事業再生をマーケティングやオペレーションにまで踏み込んで分析し、成長戦略のリバースエンジニアリングを行います。 まず、エイチ・アイ・エス再建前と再建後の対比で整理することで成功要因を把握します。 次に、地方経済圏やテーマパークといった要素、あわせて、広義の来客誘致型エンターテインメント・サービスの成功要因を踏まえたビジネスモデルとして構造化します。 更には、地方テーマパーク経営の視点で整理しつつ、その上でエイチ・アイ・エスの経営に与えた影響についても拡散的に解説します。 多様な論点がありますが、以下の3点に集約して討議予定です。 1. 事業再生に必要なポイントを学ぶ代表事例。 ファイナンス視点のみならず、マーケティングとオペレーションを紐解くことで 事業再生の成功法則を確認します。 2. 地方サービス経済で高収益事業を生み出すための好事例。 テーマパークを基軸としつつも地方ビジネスで転用可能なノウハウを検討します。 3. 祖業と新規事業の関係を考える先端事例。 多角化成功についての偶然と必然を整理する。 とりわけ成熟大企業の事業展開への参考素材を提供します。 事業の開発や育成に関心をお持ちの方をはじめ、多くの方々のご参加をお待ちしております。 ◇ビジネスモデル研究所について 当研究所は、成長企業が持つビジネスの仕組みや、創業者(経営者)のビジネス着眼点について実際の企業を丹念に考察し、応用性のある要諦を発見する活動を行っております。 セミナーとしては、これまで17回開催し、 お陰様で、ご参加いただいた方々からご好評いただいております。 第1回 2013年11月開催 「(株)リブセンス」 ニッチ差別化でつかむビジネスチャンス 第2回 2014年2月開催 「(株)MonotaRO」 予算設計からみた起業の成功要因 第3回 2014年5月開催 「(株)アイスタイル」 情報集積とマネタイズ方法 第4回 2014年8月開催 「エムスリー(株)」 サービスモデルとマネタイズポイントの作り方 第5回 2014年11月開催 「(株)IBJ」 ネットワーク経済性と事業の束ね方 第6回 2015年2月開催 「(株)東祥」 新規事業によるセカンドギア成長戦略の仕方 第7回 2015年5月開催 「(株)ベクトル」 後発でも勝てる顧客構造の作り方 第8回 2015年9月開催 「(株)一休」 異業種からでも出来る成長事業の作り方 第9回 2015年12月開催 「パーク24(株)」 参入しやすいビジネスで圧倒的シェアNo.1になる方法 第10回 2016年3月開催 「(株)セリアと(株)ワッツ」 100円ショップにみるリアル店舗がECに勝つ方法 第11回 2016年6月開催「シュッピン(株)」 雑居ビル1店で年商100億円を突破する秘訣 第12回 2016年9月「(株)ムゲンエステート」 成熟産業で「ニッチ」×「レバレッジ」により急成長する方法 第13回 2016年11月「(株)LITALICO」 社会貢献活動が先鋭的ビジネスとして急成長する方法 第14回 2017年3月「(株)アドベンチャー」 1兆円事業を目指して急成長する方法 第15回 2017年6月「(株)ヨシムラ・フード・ホールディングス」 M&Aを活用したIPO戦略 第16回 2017年10月「上場ベンチャー5社比較」 上場後に成長し続ける戦略 第17回 2018年2月「RIZAPグループ(株)」 果敢な投資を前提にした成長戦略の是々非々 ■講演者情報◇分析メンバー紹介 |
20:30-20:50 | 『フリーディスカッション』 講師と参加者の皆様で自由に機論をしたいと考えております |