本日はIPO2社
2014年03月12日
本日は日本BS放送(9414 東証2部)とエンバイオ・ホールディングス(6092 マザーズ)が新規上場します。
(1)日本BS放送(9414 東証2部)
■事業概要
放送衛星を利用した認定基幹放送事業の運営
■発行条件等
公開価格:1,820円
公開時価総額:15,612百万円
同上PER:13倍(2014年8月期会社予想)
配当:20円
主幹事:野村證券
■ロックアップ:90日
■事業詳細:
BS専門放送局(チャンネル:211ch、リモコンID:11)。ビックカメラの子会社。全国無料デジタルハイビジョン放送による総合編成を行っている。
報道、教育、教養、娯楽、通信販売などの番組を広く扱うことにより、広告主よりタイム収入、スポット収入などを得ている。全体の番組数に占める自社制作番組の割合は約50%。自社制作以外の番組では、通信販売、韓国ドラマ、アニメなどの娯楽番組で占められる。
■ 2013年8月期の売上高構成比は、タイム収入77.3%、スポット収入21.2%、その他収入1.5%。主な販売先は電通28.3%、住友商事とベインキャピタルが折半出資するジュピターショップチャンネル14.4%。
(2)エンバイオ・ホールディングス(6092 マザーズ)
■事業概要
土壌汚染対策事業、土壌汚染関連機器・資材販売事業、ブラウンフィールド活用事業
■発行条件等
公開価格:580円
公開時価総額:2,224百万円
同上PER:19.3倍(2014年3月期会社予想)
配当:なし
主幹事:SMBC日興証券
■ロックアップ:90日、180日
※売却価格が募集における発行価格または売出における売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く
■事業詳細:
土壌汚染問題の解決。土壌汚染対策や土壌汚染関連機器・資材の販売、土壌汚染地の有効活用の支援など土壌汚染問題を解決するためのサービス・商品を提供している。汚染土壌を場外搬出せず、場内で浄化できる「原位置浄化」「オンサイト浄化」という手法を採用している。
顧客は工場やガソリンスタンドなどの土地を保有または賃借している企業や、工場などの跡地を再開発しようとする不動産関連企業、建設関連企業など。
1.土壌汚染対策事業
土壌汚染の調査・浄化工事・リスクコンサルティングを行っている。
2.土壌汚染関連機器・資材販売事業
有効性の確認されている土壌汚染調査や浄化工事用の専門機器、資材、浄化用薬剤を土壌汚染調査や土壌浄化工事を行う業者向けに販売している。
3.ブラウンフィールド活用事業
土壌汚染地の有効活用を支援している。土地保有者の資金不足などで土壌調査や浄化できない汚染された土地やその可能性が高い土地を購入し、土壌汚染浄化工事や汚染拡散防止措置を施した後に、再販あるいは賃貸している。
■ 2013年3月期の売上高構成比は、土壌汚染対策事業61.7%、土壌汚染関連機器・資材販売事業20.4%、ブラウンフィールド活用事業17.9%。主な販売先は、NIPPO14.2%、出光興産12.5%。
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