本日(11/27)のIPO
2014年11月27日
本日はCRI・ミドルウェア(3698東M)新規上場します。
■事業概要
映像・音声分野に特化したミドルウェアに関する許諾事業
■発行条件等
公開価格:2,400円
公開時価総額:3,358百万円
同上PER:21.5倍(2016年9月期会社予想)
配当:なし
主幹事:HS証券
■ロックアップ:90日
売却価格が募集要項における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所取引での売却等は除く
■事業詳細:
映像や音声分野のミドルウエア開発。同社製品ブランドの「CRIWARE」は、音声・映像のクオリティー向上やデータ保護、開発効率化やコスト削減、マルチプラットホーム開発のサポートといった機能を持つ。
CSK(現SCSK)のソフトウエア技術の研究子会社として1983年に設立されたCSK総合研究所が前身。一時取引関係の深まったセガ・エンタープライゼス(現セガ)の子会社になったが、その後の家庭用ゲーム機のハードウエア事業撤退を受け、2001年8月にCSK総研のミドルウエア部門がMEBO(役職員による買収)の形で独立した。
1.ゲーム分野
ゲーム・アプリ開発事業者向けに、音声関連ミドルウエア「CRI ADX2」、映像関連ミドルウエア「CRI Sofdec2」、ファイル関連ミドルウエア「ファイルマジックPRO」などを提供している。全世界で2800以上のゲーム・アプリに採用されている。
2.遊技機分野
遊技機向けプラットホームに特化した、音声関連ミドルウエア「CRI ADX7」と映像関連ミドルウエア「CRI Sofdec7」を提供している。遊技機メーカーだけでなく、遊技機向けのチップ・ボードを製造するハードウエアメーカーにも供給しており、
また、特定メーカーのハードウエアにミドルウエアをカスタマイズする受託開発業務や、遊技機メーカーに開発支援ツールを提供する受託開発業務なども行っている。
3.新規分野
家電や業務用機器で、音声や映像インターフェースが必要とされる分野に事業展開を始めている。また、ライブ中継や動画配信などのネットワークを活用した映像配信分野にも、映像圧縮技術を生かした事業展開を進めている。
■ 2014年9月期の売上高構成比は、ゲーム分野49.2%、遊技機向け分野38.5%、新規分野12.3%。主な販売先は、サミー15.6%、セガ11.8%。
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