LET'S IPO

JBI Inc.

本日(4/28)は3社がIPOします。

2015年04月28日

本日は3社が新規上場します。

 

 

1.Gunosy(6047東証マザーズ)

 

 ■事業概要

情報キュレーションアプリ「Gunosy(グノシー)」の運営

■発行条件等

公開価格:1,520円

公開時価総額:33,254百万円

資金調達額:10,330 百万円

同上PER:6650.9倍(2015年5月期会社予想)

配当:なし

主幹事:野村證券

ロックアップ:90日

※売却価格が募集要項における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所取引における売却等は除く

 

■事業詳細:

情報キュレーション(収集・整理)アプリ「Gunosy(グノシー)」の運営。膨大な情報群からアルゴリズムによる機械学習によってユーザーの興味・関心を分析・学習し、ユーザーの求める情報を配信している。またはニュースアプリ。
 ユーザーの興味・関心に関するデータを蓄積することでターゲティング広告を可能としており、費用対効果の高い広告出稿を実施している。累計ダウンロード(DL)数は2015年2月末時点で866万だった。

1.メディア事業
(1)広告配信
 広告商品「Gunosy Ads」を広告主に提供している。ユーザーデータ(記事閲覧履歴、ユーザーの登録した興味・関心カテゴリなど)を活用し、ユーザーに親和性の高い広告をグノシー上に掲載できる。課金形態にはクリック回数保証のCPC課金型と、表示回数保証のCPM課金型の2種類がある。

(2)マーケティングソリューション
 2014年12月からグノシー上で商品やサービスなどの販売を促進するソリューションサービス「Gunosy Platform」を提供している。

(3)アドネットワーク
 スマートフォンに特化したアドネットワーク(複数の広告配信可能なメディアを束ねて広告を一括して配信する仕組み)を構築し、広告主の広告効果を高める広告配信を行っている。

■2014年6~11月期の売上高構成比はメディア事業100%。主な販売先はセプテーニ29.9%、サイバーエージェント完全子会社のapp2go 12.6%、電通完全子会社のサイバー・コミュニケーションズ11.6%、サイバーエージェント完全子会社のCyberZ 11.6%。

 

 

2.リンクバル(6046東証マザーズ)

 

■事業概要

街コンイベントの企画及び開催並びに街コンポータルサイト「街コンジャパン」の運営

■発行条件等

公開価格:2,400円

公開時価総額:7,800百万円

資金調達額:2,112 百万円

同上PER:49.0倍(2015年9月期会社予想)

配当:なし

主幹事:SMBCフレンド

ロックアップ:180日

 

■事業詳細:

街コンイベントなどを企画・開催するほか、他社主催も含めた全国の街コン情報を掲載した「街コンジャパン」などを運営している。

1.イベントECサイト運営サービス
 街コンイベントの開催情報ECサイト「街コンジャパン」と、街バルイベントの情報ECサイト「街バルジャパン」を運営しているほか、各イベントを企画・開催している。街バルイベントとは、チケット制で1会場の複数飲食店舗を食べ歩き・飲み歩きできるグルメイベント。
 ユーザー(参加者)はウェブ上で参加申し込み、会員登録、参加料の決済ができる。各サイトでは同社主催以外のイベントも掲載しており、掲載料や集客手数料を受領している。また、イベントでは商品プロモーションを希望する企業を募り、協賛金を受領している。

2.ウェブサイト運営サービス
 恋活に関する悩みを解決する手段を紹介する情報サイト「恋学」と結婚相談所の資料請求サイト「婚活ジャパン」を運営している。
 恋学では広告を掲載し、広告料得ており、婚活ジャパンではユーザーより資料請求を受付けた結婚相談所より手数料を受領している。

■ 2014年9月期の売上高構成比は、イベントECサイト運営サービス99.4%、ウェブサイト運営サービス0.6%。

 

 

3.ジグソー(3914東証マザーズ)

 

■事業概要

IoTビッグデータをベースとした、インターネットシステムの自動マネジメントサービス事業

■発行条件等

公開価格:2,390円

公開時価総額:7,624百万円

資金調達額:687 百万円

同上PER:76.2倍(2015年12月期会社予想)

配当:なし

主幹事:SMBC日興証券

ロックアップ:90日、180日

※売却価格が募集における発行価格又は売出価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く

■事業詳細:

IoT(モノのインターネット)によるシステムの自動運用サービス。同社ではLinuxOSの開発を祖業としており、その後システム監視や障害対応、フルマネジメントの運用サービスを提供していた。2014年6月にロボット型自動制御プラットホーム「Puzzle(パズル)」をリリースし、システム運用の自動化を開始。順次移行させている。

 パズルはIoTデータの運用を通じて取得・蓄積されたビッグデータを基に、主にクラウドインフラと物理サーバーを対象にマネジメント(監視・運用など)を展開する。要望に応じて顧客サーバー構築なども行っており、初期設定導入費用と月額利用料を収益源としている。国内外の主要クラウドやセキュリティーソフトのベンダーなどとパートナー契約を締結しており、OEM(相手先ブランドによる生産)形式でも提供している。

 マネジメントサービスは監視運用項目の代表的なものを組み合わせて提供しており、具体的には、自動制御に加え有人監視を実施し、事前対応策を自動的に指示・制御する「センサリング(遠隔自動監視)」、アラートなどを起点とした自動優先順位付けと自動作業指示、手順に基づいた作業を実施する「自動制御(一次対応)」、二次対応として作業実施が可能な対応は全て実施する「フルマネジメント(二次対応)」などからなる。

■ 2014年12月期の売上高構成比はマネジメントサービス事業100%。

IPOや財務基盤強化に関するご相談を承ります。

日本ビジネスイノベーションでは、高度な専門性、豊富な実践経験を有するコンサルタントが上場を目指す企業様のベストパートナーとして、IPO支援サービスや財務基盤強化に関する支援サービスをご提供いたします。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

IPOや財務基盤強化に関するご相談はこちら