本日は、ヘリオス（東証マザーズ　4593）とスマートバリュー（JASDAQ9417）が新規上場します。

4月30日から約1か月半が過ぎているだけあって、市場ではIPOに飢えている状態であるといえる。

ヘリオスはバイオ企業で赤字、調達額が83.6億円と大きく、需給は良くない。　初値から売りに出す個人投資家が多いだけに、市場の地合いが悪いと初値が公募割れとなる可能性もあるだろう。　ここで気を付けないといけないことは、いったん株価が崩れだすととめどもなく売りが売りを呼ぶ展開となり、あっという間にストップ安になることも考えておくべきだ。

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一方のスマートバリューは調達額が6.2億円と小規模のIPOとなる。自治体向けのクラウドサービスなどの提供と移動体情報通信機器の販売を行っている。クラウドビジネスというだけで、初値が高騰する可能性が高く、株式市場の地合いが良くても悪くても、初値は翌日に持ち越される可能が高いと考える。

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