LET'S IPO

JBI Inc.

本日(6/29)のIPO

2015年06月29日

まず、最初に、本日の午後2時から日経CNBCで2015年上期のIPO総括に出演いたします。

お時間あるかたは是非ご覧ください。

http://www.nikkei-cnbc.co.jp/program/hiru/

 

本日は、ナガオカ(6239東証JSQ)が新規上場します。

 

■事業概要

石油精製・石油化学プラント用の内部装置、取水用スクリーン、水処理装置の製造販売、高速海底浸透取水システム装置の研究開発

 

■発行条件等

公開価格:1,600円

公開時価総額:3,281万円

資金調達額:720 百万円

同上PER:15.5倍(2015年6月期会社予想)

配当:なし

主幹事:SMBC日興証券

ロックアップ:90日、180日

※売却価格が募集における発行価格又は売出における売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く

 

■事業詳細:

 固体と液体を分離する機器「スクリーン」のサプライヤー。コア技術・製品のベースである「ナガオカスクリーン」は三角形の断面のワイヤー形状により、目詰まりを起こしにくく、かつ構造的に強度があるなどの特徴を持つ。
 石油プラント用が主力で、プラントの製法特許・ノウハウをプラントオーナーに対して提供するプロセスオーナーから、日本で唯一の認証を受けている。そのほか、取水用スクリーンや水処理装置を製造販売している。

 前身は1934年10月に創業した永岡金網工業所。1966年10月に法人化し、1991年1月に現商号に変更したが、2004年8月に民事再生手続きを申請した。同年11月に日本アジア投資の支援により現在の法人格となる新ナガオカを設立し、旧ナガオカの主要事業を引き継いだ。

1.エネルギー関連事業
 石油精製・化学などのプラントで生成工程(触媒反応・合成)に使用される中核機器のひとつであるスクリーン・インターナルを製造・販売している。スクリーン・インターナル上に触媒を広げ、石油原料を流し、触媒と化学反応させて物質を変化させる。世界各地のプラント現場に納入している。

2. 取水関連事業
 取水用スクリーンや建築・土木分野の建設向け排水用スクリーンを製造・販売している。主に国内市場向けに納めている。

3.その他事業
 超高速無薬注生物処理装置「CHEMILES(ケミレス)」などを設計・製造・施工・販売・メンテナンスしている。世界各地の上水場などの建設・改修市場に納めている。
 ケミレスは、取水した水から不要な成分を取り除く水処理過程で使用される。薬品を使用せずに微生物を使い、不要な成分を超高速で取り除く。
 そのほか、高速海底浸透取水システム「HiSIS(ハイシス)」の開発を日立造船と共同で行っている。

■ 2014年6月期の売上高構成比は、エネルギー関連事業79.7%、取水関連事業11.9%、その他事業8.4%。主な販売先はユニオン貿易47.1%、米石油大手のUOP7.1%。海外売上高は81.5%。

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