皆様、おはようございます。

今日も気温が上がらない1日になりそうです。夜には雨が降る予報なので、忘年会で遅くなる人は折り畳み傘があった方がよさそうです。

さて、日本郵政グループ3社のトップが辞任の意向を表明しました。かんぽ生命における違法販売などの不祥事を受けてのことですが、ガバナンス不全とかコンプライアンス違反とか、トップが変わってもきっと変わらないような気がします。　これだけ問題が大きくなっても、知人が局長を務める現場の郵便局では、旧態依然としてノルマに追われている現実があります。　今回辞任する3人のトップは、天下りとは呼ばないものの、銀行、損保の要職を経て現在の立場に収まった方々です。おそらく、現場のことなど、何も把握していなかっただろうし、もっと言えば、興味もなかったのではないかと思います。　私が思うに郵政民営化は失敗で、公的機関としての役割に戻るべきではないかと思います。民間の生保、損保、運送会社、宅配会社、銀行、と競うことなど、そもそも無理なのに、民間になって上場したからと言って、急に、民間企業と同様の競争の原理を持ち込むから、お客様の迷惑をかけることになっているのだと思います。もう一度、原点に戻って、その存在意義を郵政グループの社員の皆さんは考えていただきたものです。