LET'S IPO

JBI Inc.

選挙で株価は上がるか?

2014年11月14日

皆様、おはようございます。

 

今朝は全国的に今年一番の冷え込みのようです。札幌では昨日から雪模様です。 東京はかろうじて平年並みの気温となるようですが、朝晩は冷え込んでいます。こんな季節に気をつけなければならないのは乾いた空気です。昨晩はテニスの錦織の試合を観ていたのですが、喉が少し痛みを感じました。 乾燥は風邪の元です。皆さんも気をつけて下さい。

 

さて、昨日は衆議院の解散総選挙にかかる費用について書いたが、過去の衆議院解散総選挙で株式市場はどう動いたか? 2005年、2009年、2012年と過去3回ではいずれも日経平均株価は上昇している。解散日から投票直前までの期間で平均で8.3%の上昇。

 

もし、メディアの報道どおり、来週解散されるとすれば、仮に解散日の日経平均株価が1万7300円だとして、過去の上昇率を当てはめると3週間ちょっとで1万8700円まで上昇することになる。

そうそう株価が上がるはずは無い、と冷静な方は考えるが、株価は、思惑、期待、そして雰囲気で動くものである。

前提が消費増税先送りであれば、消費回復で内需が喚起されると市場は考える。非常に近視眼的な見方であるが、相場の世界はそんなものである。

 

つまり、先送りは、賞味期限を延ばしただけで、いずれ賞味期限は切れるのである。 期間限定の相場、選挙までどれだけ上昇する、ここの目を奪われていてはいけない。

問題は選挙後の相場展開である。過去3回、2005年、2012年はその後も上昇したが、2009年は民主党が勝ったのだが、選挙の8月に高値を付けて9月~11月に下落している。 さあ、今回はどうなるのか? 自民勝利なら賞味期限はしばらく続くかもしれないが、消費増税という劇薬は必ず飲まなければならないことを忘れてはいけない。

政治が振り回す相場、先読みしながら付き合わないとここ2年間の利益をすべて失う事もある。 年末に向けた株価上昇は続くだろうが、利益確定でお年玉の原資にしたほうがいい。含みで大判振る舞いはやめたほうがいいだろう。

 

さあ、今日は今週最後の営業日、しっかりと締めくくって行きたいものです。

先延ばしはしないつもりで本日もLet’s MOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!

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