社外取締役を務める企業2社も木曜日と金曜日に株主総会を開きます。

大方の上場企業は足元の業績が好調で、株主の皆さんから質問攻めに合うことは無いと思いますが、どういうわけか、業績が良くて、株式市場がよくなると出てくるのがアクティビストの株主です。

まずは配当をもっと払え、株価が適正な水準ではない自社株買いをやれ！などなど株主の権利をフル活用して口撃してくるのがアクティビスト株主です。

株を保有しているから株主であることは間違いないのですが、未来永劫において株主でいるかといえば、どこかでイグジットしてしまっていつのまにか姿を消してしまいます。

たっぷりと配当およびキャピタルゲインを得れば、もう事は済んでしまって、株主である必要はなくなるのです。

株主還元なる言葉を使って配当と株価を求めるのですが、もっと簡単な言葉で言うと、単純に「株主還元＝俺を儲けさせろ」と言っているに過ぎません。

日本では短期の株主還元思考には否定的な企業が多かったのですが、ここに来て、投資家との対話も大切だと考える企業も出てきました。

機関投資家の思考を超短期から中長期的な思考にさせるべくスチュワードシップコードなるものができてきました。　このコードを実践してくれるような機関投資家ばかりならいいのですが、いつの時代にも、短期志向の人がいて、そのような方々は世の中にはなくならないものと考えて置くべきです。

さあ、今週の木曜日と金曜日、どのような株主の方々とお会いできるのか楽しみです。　でも、あまり長時間の株主総会は勘弁していただきたいので、質問もほどほどにお願いしたいものです。

そんなことで、今週はちょっと遠くまで出かけることになりそうです。

Let’s MOOOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!