LET'S IPO

JBI Inc.

ベンチャー投資のリスク

2015年06月17日

皆さま、おはようございます。

 

今朝の東京は曇天スタートです。 降水確率30%の予報ですが、30%は微妙な水準です。 雨が降りそうで降らない、降らないと思っているとポツポツ降ってくる、そんな天気予報ですから、どうしても傘は必携となりそうです。 今日は外出が続くのですが、重いカバンが傘のぶんだけ重くなりそうです(汗)

 

さて、昨日から1か月半ぶりにIPOが始まりました。

 

再生医療でiPS細胞使う技術を開発するヘリオスがIPOしました。

 

赤字事業なだけに、初値、そしてセカンダリーの株価もやや心配しましたが、なんとか公募価格を上回る株価で初日は終えることができました。

 

ですが、今朝の日経朝刊を見ると、同社に対してやや(かなり?)否定的な意見が述べられていました。

 

私はいつも言っているのですが、バイオベンチャーや赤字事業の会社に限らず、企業として歴史が短い企業への投資はリスクがあるということ。

 

昨日、トヨタの株主総会があって、AA型種類株式、の発行に必要な定款変更が可決されて、元本保証される種類株が発行されることになった。

 

トヨタと言えども、元本保証は大丈夫なのか?という意見も巷にはあるが、昨日や今日IPOした企業に比べれば、比較にならないほど安全だし戦後のいかような経済環境においても行き抜いて今日を築いたトヨタ以上に信用できる企業は日本にないはずだ。

 

新興株式市場にIPOしてくる企業の株式投資は博打だとはいわないまでも、企業の業績においても株価においてもボラティリティはかなり高いとうことを念頭においておかねばならない。

 

だけど事業の先行きには夢とロマンがあるのがベンチャー企業である。

 

投資家はベンチャー企業への投資は、リターンが必ずある株式を買っているのではなくて、企業の成長性に賭けていると考えるべきであろう。

 

賭けなので、外れることもある。 その時はキャピタルロスが発生するのは当然である。

 

それがベンチャー企業への株式投資というものである。

 

競馬、競輪のようにall or nothingではないが、万馬券がでるのもベンチャー投資である。

 

このように考えると、同じ株式でも、分散投資が必要だということではないか。

 

トヨタのAA型種類株式にも投資するが、IPO株にも投資する、自分にあったポートフォリオをじっくりと考えるべきであろう。

 

では、ちょっと蒸し暑い今日もLet’s MOOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!

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