さて、今朝の日経で「東芝」問うガバナンス、で社外取締役の存在について問題提起されていたように思います。

取締役の過半数が社外になって、東芝のことを知らない人に経営の意思決定を委ねていいのか？と考える社員がいるとのこと。

上場会社に新卒で入社した人は、上場会社とはなにか？をまったく意識していないからこそこんな言葉が出るのではないでしょうか。

非上場から上場になるプロセスを経験した人ならまた意見は異なると思います。

それと、日本の雇用は終身雇用（いま崩れつつありますが）、新卒からずっと会社にいるから、会社は社員のものになってしまいます。

転職が当たり前の日本以外の国では会社は社員のものなんて考えている人は多くないのではないでしょうか。

仕事のしやすい環境、待遇の良い環境を求めて、ステップアップするのが当たり前なのですが、変化を嫌う（言葉を変えると成長できなくてもいいと考える）人が同じ場所にずっといるから、会社がどんどんダメになるのではないかと思います。

今年導入された、コーポレートガバナンスコードにはもろ手をあげて賛成できないところもありますが、日本人の働き方、そして、もう少しいえば、仕事に対する価値観にも少なからず影響を与えるのだと思います。

今後ますます上場会社には社外取締役が増えてきます。

会社のことがわからない人に経営される、意思決定されると考える社員の皆さんは、その逆の立場（社外取締役、役員）になってみてはいかがですか？

立場が変わると、そも意味合いもわかってくると思います。

今朝は、大上段に立って意見を書いてしまいました。通勤の車中でふと思ったことでした。

では、今週の締めにふさわしい動きができるようにLet’s MOOOOOOOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!