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二極化させないために

2021年11月02日

皆様、おはようございます。
 
今日も秋晴れの1日となりそうです。 午前中から外出ですが、空気が少しひんやりしている今の季節が1年で最も過ごしやすいですね。
 
さて、今日も日経で目の留まったのは、DeepInsigtのコラムでした。
 
今回の衆議院選挙では、分配、と言う言葉が使われましたが、国が税金からもしくは借金から国民に分配することには限界があることを国民はよくよく気が付いていて、そのような政策を打ち出したもののその裏付けを伴わない立憲民主党は議席を失いました。
 
やはり、分配は民間の企業が行うもので、その仕組み作りを政治は支援することが大事です。
 
このDeepInsghtのコラムを読んでいて思ったのは、生涯賃金1000万円増やす方法として株式報酬制度を活用するということはよく理解できるのですが、上場会社にのみ有効な手段だということです。
 
なぜ、政治家が、分配、を訴えるのか、それは、この株式市場とは無縁な国民が多くいるからであって、その票が欲しくて、声を大きくしているに過ぎないと思います。
 
大企業は儲かって、大企業に勤める人々のみがその恩恵に授かる、そうでない人にも配分するためには、大企業への課税を強化、株式投資で儲ける富裕層にも課税強化、その課税で得た資金で恩恵のない人に分配するという理屈なのかもしれません。
 
でも、フランスの著名な経済学者ピケティが述べている、r>g、は明らかであり、rが成長しない仕組みにしたら、国の成長は阻害されることなど、政治家も良く理解しているはずです。
 
同じ民間企業でも企業体力を見れば、超大企業>上場企業>中堅企業>中小零細企業という序列があるも確かです。
 
では、ベンチャー企業は、どこに入るのでしょうか?
 
規模からいえば、中小零細企業、に入るんだと思います。
 
ですが、私が、この10年、中小企業のオーナーと付き合ってきて分かったことは、企業は成長する(しなければならない)、という当たり前の発想が無い人が多いのです。
 
政治家は弱いものを実弾(お金)で助ける仕組みも大事ですが、弱いもの=成長を捨てたもの、だとしたら、それこそこの国は二極化してしまいます。 
 
実弾だけでなく、二極化させないための方策を考えるのが政治家ではないのでしょうか。
 
最近、後継ぎベンチャーなる言葉もでてきています。 中小企業の経営者は、何十年も同じ事業を続けて、この先も同じことを繰り返すのではなく、後継者にはアニマルスピリッツを持っていただきたいものです。
 
では、本日は、明日の祝日も分もしっかりとLet’s MOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOVE!!!!!!!!!!
1人の画像のようです
 

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